60歳以上の方は必見|旅行前の身体チェック

60歳以上の方は必見|旅行前の身体チェック

体力低下が気になり旅行に不安を抱えていませんか?

  • 腰が痛い
  • 手足の関節が痛む
  • 体力が低下した

年齢を重ねると、これらの症状に悩まされる方が増えます。

日本観光協会の調査では、70歳以上の方が宿泊旅行をしない理由は健康上の理由となっています。(青色の点線カッコ。下の部分。)

そのため、70代前後の方は旅行前の体力チェックをおススメします。

 
 

旅行前に体力チェックすれば、自分の体力を知ることができ、身体に無理のない旅行プランを組むことができます。

事故に備えて、安全・安心の旅行を楽しみましょう。

旅行前の体力チェック

旅行前の体力チェックとして①筋肉量(指輪っかテスト)、②バランス(片脚立位)、③1日の平均歩数(体力)の目安を紹介します。

1. 指輪っかテスト

「指輪っかテスト」は、ふくらはぎの筋肉量を簡単に確認できるテストです。

以下の手順で行います。

  • 親指と人差し指で反対側のふくらはぎの最も太い部分を囲む
  • 指がつかない場合:筋肉量が十分である
  • 指がちょうどつく場合:筋肉量は平均的である
  • 指が重なる場合:筋肉量が減少している可能性がある

このテストは、サルコペニア(加齢による筋肉減少症)のリスクを早期に察知するために用いられます。筋肉量が減少すると転倒のリスクが高まり、生活の質の低下や寝たきりのリスクが増加することが知られています。

 
 

筋肉量が少ない人は、体力低下の可能性があります。

2.片脚立位

片脚立位は、片足でどれだけ長くバランスを保てるかを測る簡単なテストです。これにより、体のバランス能力や筋力、安定性を確認できます。最近、この片脚立位の持続時間が、特に高齢者における転倒リスクと密接な関係があることが注目されています。

こちらは、厚生労働省のデータに基づく、年齢層ごとの男性と女性の片脚立位時間の表です。厚生労働省の調査によると、年齢とともに片脚立位時間が短くなることが明らかになっています。

年齢層男性の片脚立位時間(秒)女性の片脚立位時間(秒)
30代3028
40代2523
50代2018
60代1513
70代108
80代54
出典:厚生労働省「高齢者の身体機能に関する調査」

嵐山は混雑し歩きにくいです。バランスが良い方が安全です。

3.1日の平均歩数

年代別の男女の1日の平均歩数は以下のようになっています。

年代男性の平均歩数女性の平均歩数
50代約7,752歩約6,841歩
60代約6,759歩約5,859歩
70代以上約5,016歩約4,225歩
出典: 厚生労働省『国民健康・栄養調査(2017年)』
 
 

平均歩数を下回る場合は、旅行前にウォーキングするなど身体の準備をしよう!

ご自身の1日の平均歩数を確認したら、嵐山観光に必要な歩数と比較しましょう。

>>嵐山観光に必要な歩数を解説

まとめ

60歳以上の方は、旅行前にご自身の体力チェックをしましょう。ご自身の体力を知ることは、安全な旅行ルートを考える上で必須です。

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