- 坂道や階段で息が切れる
- 歩くと膝や足が痛む
- 一緒に旅行する人の体調が心配
体力の低下した高齢者や、歩くのが苦手な方が嵐山旅行をする際は、事前準備が必要です。
嵐山は観光スポットとが点在しており、どうしても歩行する必要があります。
たとえば、JR嵯峨嵐山から渡月橋と竹林の小径を観光するだけでも約3km、最低6,000歩は歩かないといけません。
そのため、歩行に不安を抱える方が無理をして嵐山観光をすると、途中でしんどくなったり、翌日の旅行に悪影響を及ぼし、せっかくの楽しい旅行が台無しになることもあります。
でも、あきらめる必要はありません。この記事では、嵐山旅行する際に必要な事前準備を説明しています。
対策をしっかり取れば、歩くのが苦手な方も楽しく安全に嵐山観光することができます。
嵐山観光はたくさん歩く
嵯峨嵐山駅→渡月橋→竹林の小径→野宮神社など、一般的な観光コースをまわるだけで距離3.9km、歩数に換算すると最低8,000歩は歩く必要があります。
60代男性の平均歩数は6,759歩
日本人の年代別の1日の歩数は、50代で7,752歩、60代で6,759歩、70代で5016歩です。
60代女性の平均歩数は5,859歩
女性は男性と比較し体力的に弱いため、たくさん歩く嵐山観光では注意が必要です。
嵐山までの移動も考慮すると、1日の歩数が平均的な歩数を上回り、体への負担が心配されます。
嵐山観光がしんどい2つの理由
横断歩道が少ない
嵐山のメインストリートは渡月橋から建仁寺に向かって伸びる嵐山商店街です。
距離は約500mありますが、この間に横断歩道は3か所しかありません。目の前にあるお店や神社に移行と思っても遠回りしなければなりません。
横断歩道以外の場所を横断すると、急ぎ足になって転倒する危険性があるため、必ず横断歩道を渡るようにしましょう。
傾斜の緩い坂になっている
実は嵐山商店街は渡月橋からJR踏切に向かって歩くと、ほんの少し登り坂になっています。
写真では分かりにくいですが、手前が渡月橋となり奥がJR踏切方面です。清水寺の三年坂や伏見稲荷神社の階段ほど急な角度ではないのですが、年配の方や歩くのが苦手な方は注意が必要です。
嵐山観光4つの対策
1日の平均歩数を知る
旅行前に自分の1日の平均歩数をチェックしましょう。
最近の携帯電話は歩数計の機能が付いているものだほとんどなので、それで十分です。できれば一週間は記録し、自分の体力を理解しましょう。
観光コースを工夫し自分の歩行可能な歩数以内にする
もし迷った場合は、当サイトで歩くのが苦手な方に向けたおススメコースを紹介しているので、参考にしてください。
>>高齢者や歩くのが苦手な方におすすめな嵐山観光コース
歩くと足が痛む人は対策グッズを準備する
足腰を守るグッズも有効です。膝が痛い人は杖・膝サポーター、腰が痛い人はコルセットなどが役立ちます。
嵐山までの移動手段で疲れないようにする
京都の観光地は寺社仏閣が多く、基本的に街の郊外にあります。そのため交通アクセスは良くないです。そのため、移動手段を間違えると危険や疲労が増します。