嵐山は京都の中でも人気の観光地です。そのため沢山の観光客が訪れ、テレビ・雑誌でたくさんの情報が紹介されています。
しかし、ほとんどの情報は普通に歩ける元気な人を対象にした情報です。
実は年配の方や、歩くのが苦手な方には向けた情報は少ないです。
そこで本サイト「あまり歩かず嵐山旅行」では、歩くのが苦手な方でも安心して嵐山旅行を楽しむための情報を紹介しています。
- 最近歩くのがつらい
- 高齢の両親を連れて旅行したい
- 仲良しグループに足の悪い人がいて心配
こんな悩みを抱えている方は、ぜひ一読下さい。
本サイトを読んでいただければ、歩行が苦手な方、歩行が苦手な方と一緒に旅行する方も、安心して嵐山旅行を楽しむことができます。
嵐山へのアクセス
京都のホテルは主に京都駅周辺と河原町・河原町周辺に集まっています。
ホテルの場所によって嵐山へのアクセスで使用すべき交通手段が違います。
所要時間や料金ではなく、安全性を重視して移動手段を紹介します。
京都駅から嵐山
新幹線で京都に来た場合、京都駅から嵐山にアクセスすることになります。その際、JRが一番おすすめです。理由は安くて安全だから。
河原町・四条烏丸から嵐山
河原町から嵐山へのアクセスは阪急電車がおすすめ。理由は他の線が走ってないから。
嵐電で嵐山へ移動
嵐電は基本的に使用しない。ただし、京都の風情を楽しみたい方にはおススメ。
自動車で嵐山にアクセス
基本的に、嵐山は電車でのアクセスが便利です。しかし、どうしても自動車でアクセスした時は駐車場が問題となります。嵐山の駐車場は少ない所は1台、最大105台と駐車スペースが様々です。
以下の記事で嵐山で10台以上の駐車スペースを設けている駐車場を紹介しているので、参考にしてください。
ホテルを選ぶポイント
ホテル選びは旅行の中でも最も悩むポイントです。
基本的に和式生活は足や腰に不安を抱える方や高齢の方には負担が大きいため、「京都に来たら京町屋のような和式の宿に泊まりたい」とイメージだけでホテルを決めると失敗します。
ここでは、歩くのが苦手な方にお勧めのホテルの選び方を紹介します。
ホテル選び3つのポイント
- 駅に近い
- バリアフリー対応
- 和室より洋室
①駅に近いホテルを選ぶ
歩くのが苦手な方は少しでも歩数を減らしましょう。
②バリアフリー対応ホテルを選ぶ
京都市では、宿泊施設やスタッフの対応などバリアフリー情報をまとめ「人にやさしいお宿情報」として公表しています。
令和6年6月27日現在、計105施設の情報が公開されています。
歩くのが苦手な方はもちろん、心身の悩みを抱えホテル選びに迷ったら京都市のホームページをみて下さい。
今後、京都市に住む私がおススメホテルを紹介予定です。
京都駅周辺のホテル
京都旅行では清水寺・二条城・伏見稲荷神社・金閣寺・嵐山が人気のスポットです。
京都駅はなんとそれら全ての観光地へのアクセスが良いです。京都で宿選びに迷ったら、京都駅周辺のホテルを選べば間違いありません。
河原町周辺のホテル
河原町・烏丸周辺には町家を改装したオシャレなお店が沢山あります。それらを希望するなら河原町周辺のホテルに宿泊しましょう。
大阪梅田のホテル
大阪に宿泊し、翌日嵐山に向かう予定の方は大阪梅田のホテルを予約しましょう。嵐山は午前の方が混雑が少ないため、梅田周辺にホテルに宿泊し7時頃の電車に乗れば9時前に嵐山に到着できます。平日の通勤ラッシュもまだましです。
③和室より洋室を選ぶ
京都の宿は和室が人気です。京都のイメージと和室がマッチするためです。
しかし、ご高齢の方や足腰が弱い方は和室ではなく洋室がおススメです。
内閣府「平成29年高齢者の健康に関する調査(p18)」では、高齢者が難しいと感じる活動の調査を行い、そこでは4つの活動が高齢者にとって難しいと感じるとされています。
- 重いものを持ち上げる
- 立ったり座ったりする
- 階段を一階上までのぼる
- 夜にぐっすり眠る
このように、60・70代の年配の方は床にかがむ、床から立ち上がる動作がツライ人が多いです。無理せずベッドのある洋室を選びましょう。
観光コースの選び方
テレビや雑誌で紹介されるおコースは、歩行が苦手な方には適さない場合があります。
なぜなら、体力は年齢や性別によって違うからです。
ご自身が高齢の場合、高齢者と一緒に旅行する場合は、最も体力の弱い方に合わせて観光コースを選びましょう。
体力は数字で表しにくいため、歩数を目安にするがおススメです。
嵐山観光に必要な歩数をまとめた記事があるので参考にしてください。
嵐山半日コース
渡月橋、竹林の小径、天龍寺をまわる半日コースが良いでしょう。
鈴虫寺・苔寺へはレンタルサイクルが便利
阪急電車で松尾まで移動し徒歩でも行けるがしんどい。レンタルサイクルなら10分で到着する。
歩くのが苦手な方は法輪寺と大河内山荘庭園は避ける
ガイドブックで定番の法輪寺や大河内山荘庭園は階段や坂道がしんどいです。
その他、坂道や階段が多く、歩行が苦手な方が観光コースに入れない方が良い観光地も紹介しています。
ベンチで休憩
歩くのが苦手な方は、どこで休憩するか予定を立てておくと旅行への不安が軽減します。本サイトでは、実際に現地に行ってベンチの様子を調査中です。
護王神社
足腰の神社です。歩くのが苦手な人は嵐山旅行のついでに訪れてみてはいかが?
グルメ
人気の観光地であるため、人気のカフェやお食事処は並ばないといけない。
良いホテルに泊まると食事が多い。シニアの自分は食べきれずにもったいない。だから安いホテルや素泊まりして、自分で選んだお店で食事がしたい。
ランチ
嵐山でのランチ。ランチは軽く済ませたい人におすすめのお店を紹介。
食べ歩き
嵐山観光で食べ歩きは欠かせません。ただし、歩くのが苦手な方が食べ歩きをすると転倒の危険性が高まりおススメできません。
テレビやインターネットで沢山おいしそうなお店が紹介されますが、基本的には店内に座席のあるお店を選びましょう。
とはいえ、店内に座席が無くても訪れたい店があるのが嵐山のすごい所。下記の記事のお店は訪れる価値ありです。
開店時間と同時に訪れて、手早く商品を購入して食べることができれば大丈夫かもしれません。
高齢者の旅行の準備
旅行を楽しむには準備が必要です。特に高齢者は身体のコンディションを崩しやすいため、事前準備が欠かせません。
準備は体の準備と持ち物の準備に分けられます。
体の準備
旅行前に体力チェックをしましょう。どうしても旅行に行くと沢山の観光地に行きたいため、スケジュールを詰め込んでしまいますが、ご自身が60代以上の場合、高齢の両親と旅行する場合は、詰め込み注意です。
事前に加齢により心身が老い衰えが無いかをチェックし、衰えがある場合は余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
旅行グッズ
夏の嵐山は連日真夏日が続き、暑さ対策は必須です。当サイトでは、私が使用して役立った暑さ対策グッズを紹介しています。